無印良品の家 広島西店 ❝施工例・入居者インタビュー❞ epi.3
9月になり、暑さも徐々に和らぎ少しずつ秋めいてきましたね。
秋の風物詩と言えばやはり「お月見」でしょうか。
日本では昔から、月の模様を「餅をつくウサギ」と言いますが、海外でも「カニ」や「本を読む女性」「編み物をする女性」など、月の表面の模様を何かに例えるのは世界でも一般的なようです。
この、模様のように暗く見えているところ正体は、月のマグマが吹き出して固まった玄武岩(鉄が多く含まれるため黒っぽく見える)に覆われた地形らしく、 ❝月の海❞と呼ばれているそうです。(海と言っても月の表面には水は無いので、地球の海とは異なりますが。。。)
その地形それぞれに、❝氷の海❞ ❝晴れの海❞ ❝豊の海❞ ❝雲の海❞といった名前が付けられていて、ちなみに、あのアポロ11号が降り立ったのは❝静かの海❞ ウサギの頭の部分らしいです。
あの月の模様、みなさんは何に見えますか?
さて本日は、広島西店が手がけた「無印良品の家」の ❝施工例・入居者インタビュー❞3例目をご紹介いたします。
3例目は、時間をかけて悩みながら間取りを決められた、K様邸「木の家」のお話です。
epi.3 『お互いが歳をとってからも、心地よく住める家になったように思います』 2021.6.22
■建物概要 「木の家」
ご住所:広島県三次市
竣工年月:2019年11月
延床面積:111.7㎡(33.81坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人
広島県三次市の住宅街の一角にある「木の家」K邸は、落ち着いた色合いの壁が
ひときわ印象的なお宅です。
Kさまご一家はご夫妻と長男の3人家族。「木の家」で暮らし出して約1年半が経ちました。
***「無印良品の家」 に決めたきっかけ***
もともと、同じ市内の賃貸の集合住宅に住んでいたご夫妻は、お子さまが生まれたことなどをきっかけに、戸建てに引っ越すことを考えるようになりました。「無印良品の家」は当初から候補に入っていました。その存在を先に知っていたのは、奥さまでした。
「15年ほど前になると思いますが、当時、東京の無印良品 有楽町にあったモデルハウスを見学していました。無印良品の商品は、クラスメートが使っている文房具を見て『シンプルなデザインで格好いいな』と思って、学生時代から愛用していたのですが、家も、製品全般に通じるシンプルさがあって素敵だな、と思っていました」。そう話す奥さまは、戸建てに住むことを考えた時に、いち早く「無印良品の家」のパンフレットを取り寄せました。そして、ご主人と連れ立って、モデルハウスの見学に赴きました。
初めて見た「無印良品の家」に、ご主人は好感を持ちました。
「広々とした明るい室内などは、初見でいいと感じました。とくに、ライフスタイルの変化に合わせて、間取りなどを変えていける可変性の高さがよかったですね。あと、各仕様の価格が明記されているところに信頼感を持ちました。他の会社の住宅展示場などにも行きましたが、はっきり価格が提示されていないケースがままありました。でも、家を建てるときに、お金のことはどうしても気になりますよね。総額を大まかに把握できることで、どんな家にするか具体的に考えることができました」。
奥さまも、改めて本格的に見学した「無印良品の家」のことが気に入りました。
「吹抜けが大きくて、開放感があることが印象的でした。自由度の高い一室空間は、私もいいな、と感じましたし、見ているだけで『私たちだったら、こうしたいな』といった具体的なイメージがどんどん湧いてきました」。
見学した時点で「木の家」に住むことを心に決めた、というお2人ですが、その後もホームページの施工例・入居者インタビューを読み込むなどして、性能面も含めた「無印良品の家」への理解を深め、納得してから「木の家」に住むことを決めました。
並行して探していた土地も、希望にかなったところが見つかり、本格的に家づくりをはじめました。
***家づくりへのごだわり***
「間取りは悩みました。担当の方にも何度も相談しながら、時間をかけて決めていきました」と振り返るお2人は、「永く住む家にしたい」という思いのもと、それぞれの希望を組み込んで行きました。
「お風呂や洗濯スペースなどの水まわりは思い切って2階に集中させました。一階のリビングのスペースを広く取りつつ、シンプルなつくりにしたかったのと、就寝も含めてプライベートな時間は2階で過ごすようにしたかったので。ちなみに洗濯は2階で部屋干しをしているので、洗濯の作業動線もシンプルにまとめることができました。あと、トイレのスペースを広めに取り、ワークスペースを設けるなど、僕個人の要望も組み込まさせてもらいました」(ご主人)。
「玄関からの生活動線に気を配りました。広いスペースの玄関に、家族用と来客用の上がり口を2つ設け、家族用の上がり口には、下駄箱などと同時に荷物を置けるスペースと、洗面所を設けました。洗面所は、『帰宅したらまず手洗い』という習慣を家族で持ちたかったからですが、コロナ禍で、とても役に立っています。キッチンは、憧れだった白を基調にしました。思い切って焼き魚用のグリルなどメンテナンスに手間がかかる要素は排除して、快適にストレスなく使うことを優先しました」(奥さま)。
担当者からの視点も参考にしました。
「プロの目から見て、可能かどうか、といったことを教えていただいたことで、照明の配置などもいい具合にすることができました」(奥さま)
「担当の方のご提案の結果、より良くなったケースが多いですね。例えばウッドデッキ。僕は最初は『いらないんじゃないかな』と思っていたのですが、設けてよかった。天気の良い日はここで食事を取ったりして、十分に活用していますからね」(ご主人)。
***「無印良品の家」に住んでみて***
検討を重ねてつくり上げた「木の家」。実際の住み心地は上々です。
「一番驚いたことは、断熱性能の高さ。以前の住まいで悩まされていた冬の寒さと、結露が完全に解消されたことに感動しました。エアコンを自動設定にして『ほったらかし』にしているのですが、光熱費もリーズナブルに収まっています」。そう口を揃えるお2人。
最後までどうするか悩んだポイントもありましたが、例えば、天然木を使用した床材にしたことで「裸足で歩いたときの感触が気持ちいい」(奥さま)など、どれもいい具合にまとまっています。
使い勝手の良さに満足している、と言うお2人は、共通のご趣味でもある絵画をあらかじめ用意しておいたスペースに飾るなど、「木の家」での暮らしを満喫しているご様子です。
「光のさしこむリビングで、家族で過ごしているひとときなど、この家にしてよかったとしみじみと感じます。子どもが育ち、さらにお互いが歳をとってからも、心地よく住める家になったように思います」。ご夫妻はそう語ってくれました。
掲載元:無印良品の家ホームページ
https://house.muji.com/life/resident/kinoie/index_210622/